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会長コラム-十人十色
値段が高ければ、いいというものではない
2025.3.1
和食屋さんに行くと、日本酒のリストがあって、値段がそれぞれ違います。
八海山が700円、獺祭が1,000円、十四代が1,400円、田酒の大吟醸が1,600円と、
言った具合です。
確かに、高いお酒は、美味しいと思いますが、私は昔から、八海山のファンです。
赤ワインもそうです。
ワインは、本当に値段帯が違いますが、私は、チリワインが好きです。
チリワインは、とてもコクがあって美味しいです。しかしなぜか、安いです。
メニューに【松竹梅】とありますが、そういうときは、私は(見栄を張らずに)、
「梅」(一番安い)を選びます。
お店の側からすると、見栄っ張りの人向けに、高価格帯の、「松」を設定し、【利益額】が
一番高いです。
「竹」は、無難にと思うお客さん向けに、【利益率が】高い内容にしています。
でも、一番安い「梅」であっても、その店の評価口コミに関わるので、そんなにはレベルを
落とせないのです。
意外と、質の内容は同じで、一品少ないだけの場合があります。(足りないときは、追加で
頼めばいいのです。しかし、たいてい「梅」で満足ですし、おなか一杯になります。)
【経営も事業も、同じだと思います。】
高いものは、確かにいいのかもしれませんが、私は、安いもので、十分です。
安いものを、いろいろ組み合わせて、それで結構、満たされます。
高いものを買っても、すぐに陳腐化します。
いつもそういう気持ちで、経営をやってきました。
安物買いの銭失いと、言いますが、それはあまり経営には、馴染まないと思います。
皆さんは、いかがですか(^^)
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